3月 082009
 
 

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産業教育機器システム便覧 (1972年)」によれば人間の知覚情報の83%は視覚によるものだという。これだけ視覚の割合が多いということはそれだけ視覚に頼って生きているということでもある。それはエンターテイメントでも同じで、映画、テレビ、雑誌、漫画など多くのエンターテイメント表現が視覚を対象としたものだ。

しかし、世間には視覚「以外」の知覚を使ったエンターテイメントもある。

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前から「モバイル業界」 という単語に違和感があった。

以前に書いた「ケータイ、スマートフォン、ネットブック…モバイルネットデバイスの「区分」の意味 – Communication for the rest of us」でも触れたように、デバイスの区分に意味がほとんどないように、業界区分も本質的な違いを意味するものではないように思う。

ちょっと前にでた夏野剛さんのインタビュー記事を読んで、その違和感は強くなった。

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More button @TwitterIcon.com

「Twitterでフォローして!」というバナーをすぐ貼れるサービス。Twitterのアカウントをテキストボックスに入力したら、ほしいバナーのタグをコピーするだけ。バナーのバリエーションも結構ある。

1ページ10パターンで15ページだから、合計なんと150パターン!

だがしかし!

素材の使いまわしはいいのだけども、見ていくと「これってカサを増すためにやってるんじゃ・・・」と思われる「?」なバリエーションもあったりする。
例えば、

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【このエントリーはCNET読者ブログ(2010年6月閉鎖)に掲載していたものです】

携帯電話でニュースチェックする人は3割半なのだそうだ。 

ただ、そうした人は携帯からだけでなく、PCからもみているそうで、30代では95%の人がPC/携帯の両方で観てるらしい。

「3割半」をどう評価するかはわからないのだけれども、携帯で見ている人はPCも見ているというのはまあそうだろう。

携帯でニュースにいつも触れていたいという人は、画面の広さ的に文字情報が読みやすいPCでもみるというのは至極当然な気がする。

だから、このデータをどう扱えばいいのかはいまいちよくわからない。

で、自分はどうやってチェックしてるか振り返ってみる。

まず最近はケータイでニュースをチェックすることはほとんどなくなった。

代わりに使っているのは「iPhone」。

「ケータイじゃん!」

という声が聞こえてきそうだが、自分としては携帯はしてるけど、やはり「ケータイ」とは違う。というか、電話として使ってなくて、別にドコモのケータイを持ってるパターン。ケータイよりも操作性の面と画面の大きさの面で読みやすい。

でも、それだけでは処理量に限界がある。ある調査では平成7年から平成17年の間に人々が触れる情報の流通量は400倍になっているというし、興味のある分野だけでもチェックするのは結構大変。

というわけで、自分はこんな風にしてます。

  1. iPhoneの2ちゃんブラウザ「BB2C」で「ビジネスニュース+」「ニュース速報+」「芸スポニュース+」をざっと俯瞰する。
    → フィルタに偏りはあれども、なんとなく盛り上がっている話題が上のほうに来てる。 気になった記事はソースを見る。

  2. Googl Readerで重点チェック分野をチェック。
    → IT系や宇宙系分野がこれにあたる。ニュースサイトで網羅的にチェック。さらに趣向の似てる人のブログでスクリーニングしてチェック。

  3. あとはTwitterのフォロー先やFacebookのフレンドなどからたまたま知る。

 ちなみに僕のTwitterアカウントは↓です。ソーシャルほにゃらら系サービスの話や宇宙系の話をつぶやくことがあります。

フォローしてくれると喜びます。

http://twitter.com/hakoda

 

それはそれとして、昔と変わってきたなあ、と思うのはやはり(3)。

(1)と(2)が受動的な使い方が中心なのに対して、(3)は他の人と相互に影響しあっている感じ。中でもTwitterは構造的にユーザー間の双方向のつながりを必須としていないので、その分影響の輪が広がりやすい気がする。より趣向によって絞られたmixiのコミュのような集まりに比べ、紛れが多いために予定調和になりにくいイメージ。

 

ちょっと前に、Twitterを説明するときによく使われる「ゆるい」コミュニケーションってそもそもなんだろう?とTwitterでつぶやいたことがあったのだけど、 ひょっとしてそういうことかな?

その他、情報方の時代を生き抜くための情報処理の方法については「情報力」という本が読みやすくていいです。

書評はこちら

 

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2009年3月1日(日)の夕方、新宿・歌舞伎町にて。
NPO法人有人ロケット研究会(MRP)の理事会終了後にお店を探して歩いていたら、天から青い光が差している!なんて神々しい・・・。

曇り空をバックに青がやけに映えていた。

ちなみに通常はこんな風景

今度からここを通ったら、

「へぇ・・・、Windowsなんだ・・・」

と思ってあげましょう。(他意なし)

Twitterでながしたら割りと好評だったので記念にこっちにも貼ってみた。

というわけで、Twitterはその場を共有するのによくて、それが魅力なのだけど、やっぱり「残す」というイメージではないなぁ。

適用される時間概念の長さを短い順に並べるとこんな感じ↓

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米Wiredの記事を発端とした騒動林信行さんのTwitterをチェックしながら見守っていた。ともあれ、現在はおよそ落ち着いたようでなによりです。

そしてこの件を受けて投稿された林信行さんのエントリー「nobilog2: マスコミもブログも、兜の緒を締める頃合い!?」だが、

テレビだって、ラジオだって、インターネットが普及したから不要になるわけではなく、インターネット全盛時代だからこその存在の仕方って、考えられるんじゃないかと思う。
via nobilog2: マスコミもブログも、兜の緒を締める頃合い!?

という部分に同意。

一覧性に優れる新聞や雑誌といった紙メディア、使うのは聴覚のみであるために「ながら消費」に適したラジオ、大画面だけでなく高度な3D映写技術も取り込み始めた臨場感に優れる映画など、それぞれに利点がある。

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イー・モバイルを解約することになった。
郵送で解約しようと問い合わせると解約届けがPDFで送られてきた。
解約届けの下のほうには長方形の枠が。
曰く、解約届けに記入して、この枠にイー・モバイルのSIMカード(電話番号などの情報が入っているチップ)を貼り付けて郵送すればいいらしい。
と、そこにはある文言が。
SIMカードにハサミを入れてテープで貼り付けてください。」
なんとも禁断の響きが・・・
というわけで、せっかくなのでSIMカード切断の儀を動画撮影してみました。
刮目せよ!(それほどでもない)

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「ひなや」と読む。外での打ち合わせを終えて同行人に連れられていったお店。
店主のおっちゃんは元トラック運転手だったのだが、うどん好きが高じてうどん屋になったらしい(同行者/談)
ついたのは11:30過ぎ。オフィス街の昼前なのでまだすいていた。
ランチメニューは1000円均一。10種類のうち、一部は12:45過ぎでないとないらしいのだが、そのうちのひとつである同行人オススメのもちチーズカレーうどんが食べたくてお願いしてみたら、まだすいている時間だったので対応してもらえた。多分、普段はむりっぽい。
しばらくするとおばちゃんがうどんを持ってきた。豆ご飯と惣菜付。
カレーうどんにはチーズともちが・・・あれ?もちがない・・・。
もちチーズカレーうどんのもちは!?

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akio0911さんのtwitterでのつぶやきと、2月22日に科学未来館で開催された筑波大学大学院 システム情報工学研究科の岩田洋夫教授が講演で触れていた人間の味覚についての話と、こないだTech-Onで読んだ「【ナノテク展】Fraunhofer研が使い捨て電池,印刷技術で製造」からの思いつき。
味は「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」の5つの要素からできていて、これらを適切な割合で混ぜ合わせることによって任意の味が作り出せるのだという。

ということは、インクジェットプリンタの原理を応用して、味を成する5つの要素を任意の割合で「印刷」できるようにすれば「味プリンタ」ができるのでは!?

で、味データをWebで公開すれば、間接的に「味を配信」できるのでは!?

たぶんポイントはうまくインクジェットプリンタで印刷できる「味の素(一般名詞)」をどう作るかっぽい。あと、これと併せて、無味無臭の彩色用インクを使って味の印刷とともに画像も印刷すれば、「ハンバーグの味がするハンバーグの写真」もできそう。

ただ、このままだと歯ごたえものど越しもない。歯ごたえなら先の岩田先生の「Food Simulator(動画)」が使えそうだけど、ど越しはちょっとむずかしいか。

実用化されたら何に使えるだろう?あと何がおきるだろう?
ざっとあげてみる。

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