9月 032011
ロッテリアのトレイシートにあった映画「スパイキッズ4D」の広告。4Dとは3D映像プラス「におい」なのだそうな。
映画でにおいを演出に使う場合、多くは座席の前にある匂い出し装置(?)からにおいを出していたりする。そのため、匂いを出した直後は無臭の風を送ったりして匂いが必要以上に留まらないようにする必要がある。だからこうした映画を上映しているのはテーマパークにあるアトラクションみたいなところが多かったわけです。
が、このスパイキッズは全国ロードショーらしいということでどんな仕組みなんだろうとよく読んでみると、なるほど、こすると匂いが出るカードを使うんですね。
1)こするとにおいがする「4Dミッションカード」を入場時にもらう。
2)映画を観る。
3)映画画面で番号が点滅したらカードのその番号をこする。
4)においをかぐ。
すると画面に対応したにおいが!
ということのようです。番号がでた途端にいっせいにこすり始める様子は結構楽しそうです。家庭でも可能な仕組みですが、1回しか使えないカードの特性を考えるとたとえ効果は同じでも「みんなでいっせいに!」のほうがエンターテイメント性が高い気がします。
映画の外でもストーリーや世界観を演出する「トランスメディア」という手法とはちょっとつながるかなと思いつつやっぱり違う気もしますが、画面と会場が連動するような演出は楽しいですね。そういえばちょっと前のプリキュアの映画でも小さいペンライトを観客みんなで振ってパワーを送ろうみたいな演出がありました。確か。
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