【このエントリーはCNET読者ブログ(2010年6月閉鎖)に掲載していたものです】

またしても久しぶりの更新です。すみません。構えるとだめですね。もっと力を抜いて行くことにします。

ところで、日経ビジネスを呼んでいると、インターネットの父ヴィント・サーフ氏のインタビュー記事が載ってました。それによるとネットの普及率は世界全体で見るとまだわずか16%ほどだとか。日本ではすでにネットが普及し尽くしたようにさえ思えますが、確かに地球レベルでみるとそうなわけです。なにかが急激に普及する動きはたいてい2割を超えたあたりで始まるというので、ようやく普及期への足がかりをつかむかという段階なんですね。

そういった普及が地球規模でおきたとき、何が起こるのか。
自分はネットはすでに普及してしまって、あまり新しいことが起こることはないのかも、と半ばあきらめかけていたのですが、視野が狭いことを痛感しました。コモディティー化するまでにはまだもう少し猶予がありそうです。

郵便並みに普及したときにどうなるのか、と考えたときに単に郵便に取って代わるかも、というのは逆にないような気がします。何かの代わりではなく、本質的に新しいスタイルを生み出すという作用が現れてくるのはそういった「本当の」普及をみたときなのかもしれません。

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