7月 152006
【このエントリーはCNET読者ブログ(2010年6月閉鎖)に掲載していたものです】
昨年2005年6月にiTunesがポッドキャスティングに対応してから1年以上が経ったが、ポッドキャスティングが、たとえばブログほどのレベルで一般に普及したかというと、そうはいえないというのが正直なところ。
では、それはなぜなのだろう。
思うにポッドキャスティングの番組を「探すフェーズ」と「聴くフェーズ」のアンバランスさにあると思うのだ。
具体的には気持ちのレベルが違うという感じだ。「聴くフェーズ」が、iPodなどのデバイスを持ち歩いてどこでもできるというような「気軽さ」があるのに対して、「探すフェーズ」は基本的にPCの前に座って行うことになる。少なくとも「どこでも」というわけにはいかず、気軽さは劣る。
この差を埋めることでポッドキャスティング人口を増やせるかどうかについては、まだちょっと自信がないけれど、始めた人が継続しやすくなる効果は必ずある。「探す」のが楽になるんだから当然だけど・・・。
アイデアがあるのでまとめてみます。
さて、ちょっと前のCNETの記事をご紹介。
ポッドキャスティングの利用は30?40代が中心–7割のユーザーはほぼ毎日利用
おお。30代、40代が多いネットメディアというのは結構貴重ではないだろうか。とはいえ、これはあくまで今利用している人の属性なので、広まった後はわからない。そもそも「業種別では、ソフト・情報処理、電気、出版・放送・新聞・広告が上位を占めた」というからまだまだネット系の新しモノ好きが集まっている状況のようにみえる。
果たして、ポッドキャスティングが「本当に」ブレイクする日はいつの日だろうか。
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