【このエントリーはCNET読者ブログ(2010年6月閉鎖)に掲載していたものです】
コンビニエンスストアチェーン大手の「セブンイレブン」をグループ傘下におくセブン&アイホールディングスが独自の電子マネー「nanaco」を2007年春より開始すると発表した。続いて、ファミリーマート、ローソンも2006年秋以降、EdyやSuicaなど複数の電子マネー決済に対応する予定を発表、コンビニエンスストアでの電子マネー決済が本格的に普及しそうだ。
セブン&アイ、07年導入の独自電子マネーの名称「nanaco(ナナコ)」に決定
複数の電子マネー決済、ファミマ・ローソンも対応
「nanaco」は非接触ICカード技術にEdyやSuicaと同じFeliCaを採用しているため、これもやはりケータイに統合されることになるのではないか。数年前、ある調査で「外出時に忘れたら取りに帰る」率が高いものとして、「財布」と「ケータイ」がほぼ並んだという記事を見たことがあったが、こうなってはケータイの方が重要になるのは時間の問題かもしれない。
ところで、便利であることを身上とするコンビニエンスストアで、特にケータイと一体になった電子マネーが一般化するのは当然として、他にも普及してほしい場所がある。イベント会場だ。特に夏に多く行われる音楽イベントなどではなるべく身軽でいたいものだ。ケータイだけですめばどんなに楽だろうか。
あと、友人と話していて思いついた、もうちょっと普段に近い場所でぜひ入れてほしいところがあるのだが、それはちょっと計画があるらしく、ここでは割愛する。
また、「財布をもっていきたくないところ」という考え方もできる。
例えば・・・、超満員の初詣だろうか。気が小さいこともあるが、財布を落とさないかとひやひやする。お賽銭もケータイで決済できれば小銭がなくてやむなく札を投げることもないだろう(投げたことないけど)。
チャリンチャリンと賽銭箱から聞こえる音のかわりに「シャリーン、シャリーン」とEdyの決済の音が響く明治神宮が、正月の風物詩となる日も近い(わけはない)。
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