【このエントリーはCNET読者ブログ(2010年6月閉鎖)に掲載していたものです】

 カプコンとドワンゴの合弁企業ダレットがこの春から提供予定のバーチャルワールド「ダレットワールド」。2月頭の第1次クローズドベータテストから約3週間ほどの期間を経て、明日2/28より第2次クローズドベータテストが開始される。と思っていたら、GameSpot Japanにインタビュー記事を見つけたので読んでみた。

仮想コミュニティ空間を狙うダレットが目指す先とは? ダレット代表取締役社長 稲船敬二氏 インタビュー

第1次の時から実際に入って体験しているのだが、さすがに「モンスターハンター フロンティア オンライン」などのオンラインゲームを運営しているだけあり、多人数が同時に表示されているような場合でも思いのほか動きがスムーズでほとんどストレスがなかった。(アバターの名前が見づらかったりしたが、これは仕方ない…)

 また、同社代表取締役の稲船氏のいう「コミュニケーションのタネ」もちりばめられており、とっつきやすい印象を受けた。ただ、一般的なゲームを想像してきたユーザーにはまだケアが必要かもしれない。バーチャルワールドにおけるコミュニティ活性化のため、どこまでユーザーに手を差し伸べるかはやはり悩みどころのようだ。

またインタビュー中でも触れられているが、写真をすぐにアバターアイテムにできる「フォトアバター機能」を生かした積極的なファッションへの取り組みも楽しみだ。これに関連しては先日、ダレットワールドへセレクトショップ「BEAMS」が出店するというニュースが報じられている。

この春から夏にかけ、これまでの試験期間を経て、国内のバーチャルワールドサービスが徐々に立ち上がってくる。それぞれがこれまでのバーチャルワールドの課題をどのように解決していくのか、期待したい。

 ダレット稲船氏のインタビューは下記にも。

【独占インタビュー(前編)】稲船社長が語る!ダレットワールドが目指す世界とは?
【独占インタビュー(後編)】稲船社長が語る!ダレットワールドを車に例えると?

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