この夏に生まれた甥っ子にまだ生誕祝いをしていなかったので、何を贈ろうかと考えた結果、富士フイルムの3Dデジカメ「FinePix REAL 3D W3」を贈ることにしました。
せっかくこの時期(時代?)に生まれたのだから、成長の記録もやっぱり3Dで残さないとね。
でも彼が成人した頃、今の時代をどう感じるのだろうかというのは割と気になります。
「自分が生まれた頃はまだ2Dだったのか!」
だろうか。
ひょっとすると、
「自分が生まれた頃は3Dが流行ってたのか!」
かも。
ところで、この3Dデジカメ、店頭で10分ほど触ってみた感じでは結構イイです。
3Dの見え易さは視差調整が重要なんですが、本体上のレバーで実際の見え方を確認しながら簡単に調整できるのが使いやすい。派手な立体感を求めずに視差は控えめにするのが見やすく、ほどよい広がりを感じさせるコツのようです。仕事柄、3D映画は以前から追っていましたが、3D映像の本当の魅力は従来のアトラクション的な飛び出す3Dよりも、むしろこうした奥行きと広がりを感じることができる3Dだと考えています。誰かがTwitterで「小津安二郎作品を3Dで観てみたい」と言っていましたが、今後はそうした空気感を表現するツールとして3Dが使われていきそうです。
旅の思い出も静止画だけでなく、ほんの数十秒のものでも動画で観るとより当時の様子が思い返されます。だとすれば、3Dデジカメは人の思い出をより深く残していけるのではと考えたりしています。
使ってみた感想はまた後ほど。
>甥っ子へ
で、3Dデジカメはどうだった?
よかったらコメント欄で感想を聞かせてくださいな。
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