「iPad利用一週間~」というツイートを見かけたので自分もこの一週間の利用を振り返ってみます。
まず、Twitterにもポストしましたが、この一週間の利用用途は以下の通り。
- アプリ試用:10%
- 文章書き:5%
- YouTube:5%
- 見せびらかし:80%
圧倒的に見せびらかし用途強しw
自分も購入を決めたのはフロリダで出会った外村さんのセールストーク(?)によるところ大だったのですが、この1週間、一部パクりながら紹介していたところ、購入を決めた人が1日で4人でたこともありました。もっとも、そうした人達は早かれ遅かれ買っていた人達ともいえますが…。見せびらかし以外ほとんど使えてないのが残念ですが、日本に持ち帰って最初の一週間でしたし、日中ずっと使っていたわけでもないのでこんなものかと。
というわけでほとんど参考にならないかもしれませんが、いくつか感想を。
■文字入力は問題なし。要は慣れ。
この記事もiPadで書いています。
画面を縦向きに持てば立って入力する場合に両手の親指で打ち込める感じですが、やっぱり打ちにくいので、ある程度の文章量を書く場合には横置きにして両手で打つのが自分的にはベストでした。特にアップル純正カバーを使うと横置きにした時に傾斜をつけられるのでいい感じです。ちなみに縦置きでも両手打ちは結構できます。手の小さい人は縦置きのほうが使いやすいかもしれません。僕は昔、東芝のリブレットをメインマシンで使っていた時期があったため、もともと小さいキーボードに抵抗がないせいもありますが。
ただ、やはり日本語変換の精度はまだまだです。結構イライラしますw
打ち込み自体のスピードよりも、正しい変換候補を導き出すほうに時間がかかるように感じることもあります。iPhoneを使っている人は何となくわかると思いますが、こまめに変換していくほうがストレスが少ないです。
あと、「あいふぉん」はきちんと「iPhone」が変換候補に出てくるのに、「あいぱっど」に「iPad」が変換候補として出てきません。これはちょっとがっかり。
■家庭内でケータイが担っていた用途をリプレースしそう。
では、今後どういった用途で使われそうか、考えてみます。
発売前に家庭内端末として使われる可能性を指摘する声が多くありましたが、これはあり得ると思いました。
ネットスター社の調査によれば家庭内でのネット利用で携帯電話を使うと答えた割合が73%強にものぼったといいます(調査は複数回答。1位はパソコンで9割以上)。テレビをみながら、話をしながらといったながら利用では、特にすぐに立ち上がってすぐに使える端末として携帯電話が重宝されていますが、ここにiPadが食い込んできそうです。実際、YouTubeで動画を観たり、Webをちょっとみたりといったことを部屋の中のどこでもできるというのはやはり楽です。
大きな違いではないように思えますが、携帯電話が普及しはじめの頃、「わざわざ電話を持ち歩かなくても家に電話あるし、公衆電話もあるからいらない」という声が聞かれていたことを思い出すと、この違いは侮れません。すでに携帯電話によって健在化しているニーズであるという点をみても確実性のある流れといえそうです。
■ビジネス用途にはマルチタスクが欲しい。
一方、ビジネス用途でいうと多かった声は「マルチタスクが欲しい」でした。メモをとったり、プレゼン資料をみせたり、動画をみせたりといった操作をタイムリーに行うにはシングルタスクではちょっと厳しいという印象です。
これは秋のiPhoneOS4で改善されるので、楽しみです。
■Wi-Fi版か3G版か
では、まだWi-Fi版しかないこの時期にiPadを買うべきか否かですが、これは割り切りです。
まず前提としてネットワーク接続はあったほうが断然使い勝手はよくなります。
なので、iPhoneを持っていなくて今後もスマートフォンを持つ予定のない人や、回線をいくら増やしてもいいという経済的に余裕のある人は3G版を待つべきです。GPSも付いてますし。(あ、あと先物買いに興味のない人もw) iPhoneとiPod Touchの違いと同じくらい使い勝手が変わってくると思います。
今、Wi-Fi版を本当に勧められるのは上記に当てはまらない人です。つまり、回線をこれ以上増やしたくない人や人柱気質の人ですねw
僕は今後モバイル回線はPocketWi-Fiにまとめるつもりだったのと、運良くアメリカに行っていたので買いました(アメリカに行っていた理由はこちら)。もし、行っていなかったら…うーん、4月末なら、と待っていて延期にショックを受けていたと思います。
まとめると…、
「iPad、使いようはあるので買いたい人は買っとけ!」
です。
って、まとまってないか…。
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