【このエントリーはCNET読者ブログ(2010年6月閉鎖)に掲載していたものです】
少し前のニュースになるが、Googleが絵文字のユニコード化を迅速な実現を支援するためのオープンソースプロジェクト「emoji4unicode」の公開を開始した。絵文字のマッピングや変換表、更に絵文字データからHTMLの表などを作成するのに役立つツールなどを公開する。絵文字がユニコードとして標準化されればこれまでのようにキャリア間で表示される絵文字が異なるということもなくなるし、PC環境とも連動しやすくなる。
絵文字のユニコード符号化: 符号化提案用のオープンソースデータ(CNET Japan)
http://googlejapan.blogspot.com/2008/11/blog-post_27.html
ところで、そうなると、数年前まで某ドメイン名管理業務を行う会社にいた身としてはひとつ気になることが・・・。
ユニコードになったら「絵文字ドメイン名」とかもできちゃうのだろうか?
例えば、こんなの↓
「バナナ大好きどっとじぇいぴー」と読みます(汗
ちなみに実際にはJPドメイン名には「汎用JPドメイン名登録等に関する技術細則」というものがあって、日本語JPドメイン名として使える文字が決まってます。なので、技術的には使えるようになっても、すぐには規則上使えません。使える文字に絵文字を追加するかどうかは、市場の要求もありますが、特に導入後に発生するであろう問題にどう対応していけるかが重要になります。また、日本語JPドメイン名は基本的に「日本語」であることでわかりやすさを維持しているので、「果たして絵文字が日本語としてわかりやすいか」という問題もありそう。
しかし、.comなどにはこうした制限がないので、絵文字がユニコードになれば(おそらく)すぐに絵文字ドメイン名が使えるはず。ネタ用に登録してみるといいかも。
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