八王子のデジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオで開催された「Make: Tokyo Meeting 03」にいってきました。
■MAKE: Japan : Make: Tokyo Meeting 03
MakeはIT系ものづくりを中心にしたイベント。アート系ものづくりイベントとしては「デザイン・フェスタ」みたいなものもあり、そっちも好きですが、テクノロジー好きの自分としてはさらにピンとくるものが多いです。
というわけで、気になったものの一部をコメントつきでご紹介。
多摩都市モノレール「松が谷駅」下車。駅には「モノレールに沿って南へ」の案内が・・・。あいまいw
会場のひとつである体育館のプレゼンスペースではちょうどニコニコ技術部の発表が。ニコニコ生放送でのコメントで操作できるマリオなど。当然、まともにゲームできないのが面白い。
ニコニコ技術部は校舎3階でも展示を行っていました。
オシロスコープに表示された初音ミク。信号の発信機キット(?)は2000円で販売中。
場所はもどって体育館。片隅になんとも惹かれる「3Dプラネタリウム」なるものが。
これがすごかった。同じ仕組みの3Dは他でもみたことがあるけど、演出がいい。なるほど、その手があったかという感じ。風が常時送り込まれているので中は意外と暑くない。
オススメ。
体育館のステージの向こうから怪しげな音が聞こえる。幕が下りているので、立ち入り禁止に見えるかもしれないけど、実は入ってOK。
中には大きなテスラコイルが。数十万ボルトでめっちゃスパークしてますw
しかも、このスパークをなにやら変調することでメロディを奏でてます。すごい。でもなにそれこわい、という感じ。
中くらいのテスラコイルで手のひらにスパークを受けてみました。勇気のある方は一声かけてからお試しを。
床をあるいていたテオ・ヤンセン的ロボット。校舎の会場には紙製のテオ・ヤンセン機構を展示しているところもありましたね。以下がそれ。
やはり、テオ・ヤンセンのシンプルで複雑な動きをする仕組みは魅力的です。本物のテオ・ヤンセン機構をみてきたレポートは以下に。
■「テオ・ヤンセン展」風の力で歩く巨大生物(動画あり) – Communication for the rest of us
マッチで作るロケット。つまりは固体ロケットですな。ここまでの紆余曲折をまとめた冊子は100円で販売中。
カセットボンベで走る自転車。カセットボンベなので、電車への持込も可能らしい。0.8馬力。売り物だそうだけど、いくらか聞くのは忘れた。
校舎会場で見つけたキモいものw
心臓の形をしていて、指につけたセンサーから心拍を読み取り、それにあわせて前に進む。
うーむ、人生だなあ。
スイッチ好きの作者がスイッチの音を聞く「だけ」のために作った作品。確かにスイッチのカチカチは人によってもなんとなく好みがありますよね。
知っている人は知っているシンクレアの名機「ZX-81」。1981年発売だったのか。。。
でも実は中身はオープンソースハードウエアの「Arduino」が入っているらしい。
それでもZX-81を知る人にはかなりウケてた。
ライブパフォーマンスもあり。
これはオープンリールを使ったパフォーマンス。これまでにもなんどか展示で観たことはあったけど、なかなか演奏発表にはタイミングがあわず、ちゃんと聞いたのは今回が初めて。
これがよかった。演奏後に聞いてみると、オープンリールの脇にある機械でビートにあわせて音を区切るなど、クオンタイズ処理がされていたりするらしい。なるほど。
アート系の音楽だと、どうしてもビートレス(?)な感じになりやすいけど、これはとても聞きやすくてよかった。こういう食べやすさって大事だよね、と思った。
以上、とりあえずメモ。かなり適当。
なにしろ刺激を受けました。受けた結果、思わずArduinoのイーサネットシールドを買ってしまいましたw
さて、何をしようか。
追伸:
ニコニコにこんな動画レポートが。雰囲気がわかりますよ!
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