【このエントリーはCNET読者ブログ(2010年6月閉鎖)に掲載していたものです】

かつての「画面+入力デバイス」という考え方がタッチディスプレイの本格普及で崩れてきた。今度は「タッチ(するための)パネル」という概念もなくなっていくかもしれない。

フランスのSensitive Object社には機器のどこを触ってもOKというタッチインタフェース技術を持っているそうだ。

あらゆる表面を入力デバイス化:ケータイにも活用可能 | WIRED VISION

同社の『Anywhere MultiTouch』プラットフォームは、ユーザーが何かに触れたときに、その物体の中を伝わる音波の認識を利用している。何かの表面に触れると音波が生じるが、そのパターンは、触れた位置に固有の音響的な「シグネチャ(署名)」を生成しうる、とSensitive Object社は説明する。

これを応用して触れられた場所を認識することができるのだという。場所の特定方法はコクヨのミミオやぺんてるのairpenMINIみたいなものらしい。

これでハードウエア的なユーザーインタフェース設計の自由度が増したのはいいことだ。が、反面、従来のボタンスイッチを見ると「押せそう」と思うような、操作を暗に指し示すアフォーダンスは期待できない。過去のユーザーインタフェース設計の蓄積を一度クリアした上で、作り直す必要がある。こうしたインタフェースが一般的になるとしても、かなりの反発が予想されそうだ。

ところで、ふと思い出して探ってみると、2006年4月にディスプレイインタフェースについて以下のようなエントリーを書いていた。iPhoneをはじめとしたタッチインタフェースの盛況ぶりを見ると上記の方向性も間違っていないように思える。

ネットからリアルへの伝達:ディスプレイというメディア:箱田雅彦・ネットとメディアのききかじり – CNET Japan

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